舗装屋とは?何をしている会社なのかを工事の種類から解説!

求人サイトで「舗装屋」という言葉を見て、それが何をしている会社なのか掴めないまま応募をためらっている方に向けて書いています。


舗装屋とは、道路や駐車場の地面を、アスファルトやコンクリートで仕上げる工事を専門にしている業者のことです。


「土木会社」「道路会社」と呼ばれる会社と重なる部分もあり、境目が分かりにくいところがあります。何を請けているのかを具体的に見ていくと、輪郭がはっきりします。




■舗装屋が請けているのは、大きく分けて2種類の工事

舗装屋の仕事は、発注元によって公共工事と民間工事に分かれます。


公共工事は、自治体や国が発注する道路の整備・補修です。生活道路の打ち替え、幹線道路の改良、下水道や上水道の工事に伴う路面の復旧などが含まれます。


民間工事は、企業や個人が発注するものです。駐車場の築造、歩道の切り下げ、造成地の整地といった工事にあたります。


当社の場合は、8〜9割が横浜市発注の公共工事です。手がけた工事には、鶴見駅西口自転車駐輪場の修繕工事や、みなとみらい21中央地区の道路整備工事などがあります。


「舗装屋」という呼び名から個人経営の職人集団を想像する方もいますが、実態としては自治体から工事を受注する建設会社です。




■舗装だけを敷いているわけではない

もうひとつ誤解されやすいのが、仕事の範囲です。


道路をアスファルトで仕上げるには、その下の地盤を整える作業が要ります。掘って、砕石を敷いて、締め固める。この路盤づくりがなければ舗装は保ちません。


さらに、道路の下には水道管や下水道管が通っています。管を入れ替える工事では、掘り返した路面を元に戻すところまでが仕事になります。


当社が請けている工事にも、上下水道の配管に伴う外構工事や、道路改良工事が含まれます。


つまり舗装屋の仕事は、「地面を掘るところから、通れる状態に戻すところまで」が範囲になります。


実際の施工がどんな順序で進むのかは、別の記事に工程ごとにまとめています。


舗装工事が現場でどう進むのかを知りたい方へ。


舗装工事の工程を見る




■土木会社・道路会社との違いはどこにあるか

求人を探していると、「舗装屋」「土木会社」「道路会社」が並んで出てきます。


呼び名としては曖昧ですが、建設業の許可の上では区分が分かれています。


建設業法にもとづく許可業種のひとつに「舗装工事業」があります。国土交通省の告示では、その工事内容を「道路等の地盤面をアスファルト、コンクリート、砂、砂利、砕石等により舗装する工事」と定めています。例示として挙がっているのは、アスファルト舗装工事、コンクリート舗装工事、ブロック舗装工事、路盤築造工事です(国土交通省 業種区分、建設工事の内容、例示、区分の考え方)。


一方で「土木工事業(土木一式工事)」は、「総合的な企画、指導、調整のもとに土木工作物を建設する工事」と定義されています。個別の工種ではなく、工事全体をまとめる立場を指す区分です。


つまり舗装屋は、土木のなかでも舗装という工種を専門にしている業者、という位置づけになります。


線引きが細かいところもあります。たとえば舗装とセットで施工されることの多いガードレール設置工事は、舗装工事業ではなく「とび・土工・コンクリート工事」に分類されます。


実務上の違いとして働き方に効いてくるのは、次の2点です。

  • 工事の中心が何か:舗装を主力にしているのか、河川・造成・構造物まで幅広く手がけているのか
  • 元請か下請か:自治体から直接受注しているのか、元請から一部を請けているのか

とくに2つ目は日々の仕事に直結します。自治体から直接受注していれば、発注者との打ち合わせや書類のやりとりが自社の仕事になります。下請中心であれば、施工に集中する働き方になります。


求人票の「事業内容」や「主な取引先」の欄を見ると、どちらの立ち位置かが読み取れます。




■舗装屋で働く人は、大きく2つの職種に分かれる

会社の輪郭が見えたところで、中の職種も整理しておきます。


ひとつが現場作業員です。地盤の整備、アスファルトやコンクリートの舗装、資材や機材の準備と片付けを担当します。手を動かして工事そのものを進める役割です。


もうひとつが施工管理です。工程・品質・安全・原価を管理し、職人や発注者との調整を担当します。自ら舗装を敷くのではなく、工事が成立するように段取りを組む役割になります。


未経験の入り口は、どちらにもあります。当社ではどちらの職種でも、経験のある先輩がマンツーマンで付く「バディ制度」を設けています。




■舗装屋という仕事の現在地

業界の担い手構成にも触れておきます。


国土交通省の令和6年度国土交通白書によれば、建設業就業者のうち55歳以上が36.7%、29歳以下が11.7%です(2024年、図表Ⅰ-1-1-10)。全産業ではそれぞれ32.4%と16.9%なので、年長者が多く若手が少ない構成になっています。


道路や上下水道は、造って終わりではありません。傷めば直す必要があり、その需要は人口や景気とは別のところで発生します。


一方で、担い手は減っています。若い人が入れば重宝される、という状況が業界全体で続いています。




■当社について

日舗建設は、横浜市青葉区に本社を置く舗装・土木工事の会社です。


現場は横浜市全域がメインで、出張は基本的にありません。転勤もなく、現場への直行直帰が可能です。


現場作業員は未経験・資格なしから募集しており、月給は32万円から40万円です。施工管理は未経験・新卒で月給25万円からになります。


勤務時間は8時から17時30分。年間休日は113日以上で、有給休暇の消化を含めた昨年度の実績は126日でした。土木施工管理技士の資格取得費用は全額を会社が負担します。


ただし、週休2日制は土日ですが、祝日や土曜に出勤する場合があります。この場合は代休を取得し、その月のうちに消化します。屋外の仕事のため、天候によって当日の工程が変わることもあります。


募集要項は採用情報のページに掲載しています。


この仕事に将来性があるのかを確かめたい方へ。


舗装工事の将来性を読む