皆さん、こんにちは。神奈川県横浜市を中心に、道路舗装工事や上下水道工事、各種土木工事を手掛けている日舗建設株式会社です。
道路舗装の現場作業員と聞いて、「一日中スコップを使う仕事」「アスファルトを敷くだけの仕事」と思う方もいるのではないでしょうか。
実際の舗装工事には、現場の準備から古い舗装の撤去、路盤づくり、アスファルトの敷きならし、仕上げまで、いくつもの工程があります。作業員は施工管理や重機オペレーターと連携し、それぞれの工程をつないでいく存在です。
今回は、道路舗装の現場作業員がどのような仕事をしているのか、未経験の方にも分かりやすく紹介します。
■道路舗装の現場作業員とは
道路舗装の現場作業員は、道路や駐車場などを安全に利用できる状態へ仕上げる仕事です。
道路舗装といっても、新しい道路を一から造る工事だけではありません。傷んだ路面を直す舗装補修、上下水道工事で掘削した道路を元に戻す路面復旧、駐車場や私道の整備など、さまざまな現場があります。
現場作業員が担うのは、実際に手や道具を使って施工を進める役割です。資材の準備や運搬、路面の高さ調整、重機が入りにくい部分の仕上げ、現場の清掃など、工事を止めずに進めるための仕事を幅広く担当します。
一方、施工管理は工事全体の工程・品質・安全などを管理する立場です。重機オペレーターは、ショベルカーやローラーといった建設機械を操作します。
現場の規模や体制によって一人が複数の役割を担うこともありますが、誰か一人だけで道路を完成させることはできません。それぞれが自分の役割を果たし、声を掛け合うことが欠かせない仕事です。
■道路舗装工事が完成するまでの基本工程
舗装工事の工程は、道路の状態や工事内容によって異なります。古い舗装の表面だけを削って舗装し直す現場もあれば、地面の下から造り直す現場もあるためです。
ここでは、道路を下から整える場合の一般的な流れを見ていきます。
・現場の準備と交通規制を行う
道路上で工事を行う場合、最初に必要なのが作業場所の確保です。
カラーコーンや看板、規制材などを設置し、歩行者や一般車両が安全に通れる経路をつくります。工事に使う道具や材料を準備し、重機の作業範囲も確認しなければなりません。
道路工事では、作業員だけでなく、周辺を通る人の安全も守る必要があります。準備は目立ちにくい仕事ですが、その日の工事を安全に始めるための土台となります。
・古い舗装を撤去して路床・路盤を整える
傷んだ舗装を造り直す場合は、舗装版を切断し、重機などで撤去します。その後、必要に応じて路床と呼ばれる地面を整え、その上に砕石などを敷いて路盤をつくります。
路盤は、車の重さを分散して下の地面へ伝える重要な部分です。表面がきれいでも、路盤が十分に締め固められていなければ、道路が沈んだり、ひび割れが発生したりする原因になります。
材料を運ぶ、重機が敷きならした砕石を人の手で調整する、高さを確認するといった作業にも、現場作業員が関わります。
・アスファルトを敷いて締め固める
路盤が整ったら、アスファルト混合物を敷きならします。工事内容によっては、基層と表層を分けて施工します。
基層は舗装の安定性を支える層、表層は車や歩行者が直接触れる最上部です。アスファルト混合物を敷いた後は、ローラーなどで転圧し、必要な密度と平坦性を確保します。
NEXCO東日本の「工程作成の手引き(舗装編)」でも、路盤材やアスファルト混合物について、搬入、敷きならし、締め固めという施工順序が示されています。
大部分は機械で施工しますが、道路の端やマンホールの周囲、重機が入りにくい場所などは人の手による調整が必要です。機械と人がそれぞれの得意な作業を分担することで、均一な路面に仕上がります。
・仕上がりを確認して現場を開放する
舗装が終わったら、路面の高さや段差、仕上がりの状態を確認します。周辺に材料や道具が残っていないかも見逃せません。
最後に現場を清掃し、安全を確かめてから交通規制を撤去します。道路を利用する人にとっては、規制が解除された瞬間からその道路が日常の一部になります。最後まで気を抜かずに確認することが大切です。
■現場作業員が工程ごとに行う仕事
舗装工事の現場作業員は、決められた作業だけを繰り返すわけではありません。工事の進み具合を見ながら、次に必要な準備を行います。
たとえば、使用する道具や材料を必要な場所へ運ぶ、重機が動きやすいよう周辺を整える、重機の死角を確認して誘導する、といった仕事です。
機械だけでは調整できない細かな部分では、スコップやレーキなどを使って材料をならします。マンホールや縁石との高さを合わせる作業にも、丁寧さが欠かせません。
工事後の清掃も作業員の大切な役割です。道路上に小石や材料が残れば、車や自転車、歩行者にとって危険になる場合があります。「舗装が終わったら完成」ではなく、周辺を安全な状態に戻すところまでが仕事です。
■安全に働くためにはチームの連携が欠かせない
舗装工事では、作業員の近くを重機や工事車両が動きます。一般車両や歩行者がすぐそばを通る現場も少なくありません。
そのため、周囲を見ずに自分の作業だけを進めることはできません。重機が後退するときは誘導者の合図を確認する、重機の作業範囲へ不用意に入らない、指示が聞き取れなければその場で確認する。こうした基本の積み重ねが事故を防ぎます。
日舗建設でも、人と重機の分離、車両や重機が後退する際の誘導合図、通行部分の段差、地下埋設物の調査、指示内容の周知などを安全対策ルールとして掲げています。
経験が浅いと、「何度も聞いたら迷惑ではないか」と遠慮してしまうかもしれません。しかし、分からないまま作業を進める方が危険です。確認する、伝える、声を掛ける。この三つは、技術と同じくらい大切な仕事といえます。
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■舗装工事で働く大変さとやりがい
舗装工事は屋外作業が中心です。夏の暑さや冬の寒さに影響されるほか、立った状態での作業や資材の運搬もあります。現場に慣れるまでは、体力的な負担を感じることもあるでしょう。
ただし、力があれば務まる仕事というわけではありません。道路の高さや勾配を意識して丁寧に仕上げる力、周囲の動きを見て準備する力、安全ルールを守る姿勢が求められます。
大変な面がある一方、自分たちが手掛けた道路を完成後も目にできるのは、この仕事ならではの魅力です。昨日まで工事中だった場所を地域の人や車が通っている。そんな光景を見たとき、自分の仕事が誰かの日常を支えていることを実感できます。
経験を重ねるほど、現場全体の流れも分かるようになります。最初は指示を受けて動いていた人が、やがて次の作業を予測し、周囲を支えられるようになる。その成長も、現場で働く面白さの一つです。
■未経験者は安全の基本から仕事を覚える
未経験で入社した場合、最初から難しい作業を一人で任されるわけではありません。
まずは現場のルールや道具の名前を覚え、準備、片付け、資材の運搬などの補助作業から現場の流れを身につけていきます。先輩のそばで動くうちに、重機がどの順番で作業するのか、どのタイミングで材料が必要になるのかも見えてくるでしょう。
専門的な知識がなくても、挨拶や返事をする、指示を最後まで聞く、分からないことを質問する、といった行動はすぐに始められます。
現場では、目立つ人よりも、決められたルールを守り、仲間と協力できる人が信頼されます。未経験であることを必要以上に不安に感じるよりも、まずは安全に一つずつ覚える姿勢を大切にしてください。
未経験から現場の仕事を始めたい方は、詳しい募集内容だけでも気軽にご覧ください。
■まとめ
道路舗装の現場作業員は、アスファルトを敷くだけの仕事ではありません。
現場準備、古い舗装の撤去、路床・路盤づくり、アスファルトの敷きならし、転圧、細部の仕上げ、清掃まで、多くの工程に関わります。施工管理や重機オペレーターと声を掛け合いながら、一つの道路を完成させる仕事です。
日舗建設は、横浜市内を中心に道路舗装工事や上下水道工事、各種土木工事を手掛けています。現在、現場作業員の採用も行っています。
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